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ニュース・フラッシュ

1970年1月1日

カナダ・BC州Galore Creekプロジェクト、州政府が環境影響調査を承認

 Nova Gold社は2月23日、同社が100%保有するGalore CreekプロジェクトについてBC州政府から環境影響評価調査の終了証を受領したと報じた。これにより今後、各種開発許認可の取得が促進することになる。同社は2004年2月に環境影響評価プロセスに着手、2007年第2四半期の終了を見込んでいたが、当初見通しよりも若干早い承認となった。なおカナダ連邦による環境許認可は未だで、開発にあたっては今後連邦の承認も必要になる。
  今回の承認にあたっては地元の先住民Tahltanとの良い協調関係がこれを促進した。Nova Gold社とTahltan中央協議会は2006年2月に包括的な開発合意契約を締結し、以後緊密な関係のもと許認可プロセスにあたってきており、この間環境団体からも深刻な懸念は示されなかったという。今回の承認に伴い、Tahltan中央協議会長は「社会的、環境的に持続可能な鉱山たるべく、Nova社のリーダーシップ、マネージメント、ビジョンを期待する」と述べ、またNova社CEOは「Galore Creekを通じ、社会・環境に持続的に調和するモデル鉱山とは、いかなるものかを示したい」と述べた。またBC州鉱業大臣は「Galore Creekは先住民との協調のモデルケース」と讃えている。
  Galore CreekプロジェクトとはBC州北西部に位置する州最大規模の開発プロジェクトで、可採鉱量は5億4,000万t、平均品位、銅0.55%、金0.30g/t。初期資本投資約18億US$により、露天採掘鉱山、処理量65,000t/日の選鉱施設、関係インフラを整備する。生産期間は22年間で、当初5年間の平均年間生産量は、地金ベースで、金10.6t、銀124.8t、銅19万5,000tである。今回の環境影響評価調査の承認を踏まえ、同社は2007年央の建設着手を見込む。
  Tahltan中央協議会はBC州鉱山開発の鍵を握る先住民団体。現在全カナダで約50件の鉱業関係の開発許可申請がなされているが、この半数の25件はBC州に集中。更にBC州プロジェクトの約半数はBC州北西部、ゴールデントライアングルとも呼ばれるTahltan先住民族の居住地区に集中していることから、地域の代表的プロジェクトであるGalore Creekの行方には関係者の注目が集まっている。

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