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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2004年2月17日 バンクーバー 中塚正紀

ファルコンブリッジ社がバリック社からタンザニアニッケル・プロジェクトの権益50%を購入

 ファルコンブリッジ社(Falconbridge Ltd)はバリック・ゴールド社(Barrick Gold Corp)からタンザニアのKabanga・ニッケル・プロジェクトの50%の権益を購入することに同意した。Kabangaは1999年バリック社がサットン・リソーシス社から買収したもので、バリック・ゴールド社が100%の所有権を保有していた。同意書の内容は、今後行われる作業計画に必要な運営資金4,500万ドルの出資、3年以内にフィジビリティー調査を終了、そして上記運営資金とは別に1,350万ドルをバリック社に支払うこととなっており、これによりファルコンブリッジ社は同権益の50%を得ることになる。2003年2月のバリック社によるこれまでの調査結果では、Kabangaの推定資源量は、ニッケル品位2.6%で、鉱量2,640万トンと見られており、ニッケル70万トンを抽出できると推定されている。本鉱床は、ニューファンドランドのVoisey’s Bayニッケル鉱床に類似したもので現在、同社は2003年に行われたボーリング調査のデータをもとに、更に鉱量積算の見直しを行っている。
 ファルコンブリッジ社とバリック社は、共同で7万mの初期ボーリング調査と物理探査プログラムを実施し、Kabanga 鉱床とその周辺地域の高品位帯について全面的に調査する計画である。この計画の第一目標は資源賦存量の信頼性レベルを高めること、そしてフィジビリティー調査をオプション期間の3年以内に終わらせることである。
 バリック社の社長グレッグ・ウイルキン氏はファルコンブリッジ社の技術的専門知識、下流加工設備そしてニッケル市場の詳細知識を高く評価しており、Kabanga・プロジェクトに大いに貢献してくれるだろうと、このジョイントベンチャーに多大な期待を寄せている。また、ファルコンブリッジ社がニッケルを担当することにより、現在進行中の5つのゴールド・プロジェクトに専念することが出来ると述べている。
 一方、ファルコンブリッジ社の社長アーロン・リージェント氏も、タンザニアでの開発、運営ともに実績のあるバリック社と手を組むことにより、追加的な高品位硫化ニッケル資源の確保とニッケル製品の更なる多様化と精錬操業への展開を可能にするすばらしい機会を得ることができたと語っている。(2004年2月12日/プレスリリース、グローブアンドメール紙、2004年2月13日/ファイナンシャルポスト紙)

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