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ニュース・フラッシュ

2004年4月27日 アルマティ 目次英哉

Freeport-McMoRan社、Grasberg崩壊事故で2004年第1四半期は赤字に

 Freeport-McMoRan社が20日発表した第1四半期の決算は、経営するインドネシア・Grasberg鉱山の事故減産で売上げが減少した結果、US$1,960万の赤字となった。同鉱山では主力のオープンピットで昨年10月と12月の二度にわたりピット壁が崩れ、高品位鉱石が採掘出来なくなったため出鉱品位が大幅に低下し、更に金属回収率も低下したため、第1四半期の銅・金生産は共に前年同期の4分の1近くまで減少した。
 事故以降の減産の一部は銅・金の価格上昇で相殺されているものの、2003年第1四半期にはUS$5.25億、第3四半期にはUS$6.69億に達した売上高は昨期US$4.46億、今期はUS$3.60億にまで落ち込んだ。その結果同社収益は遂に今期大幅赤字となった。
 現地は既に崩壊跡の土砂排出・安全対策を終え、今月から高品位鉱石採掘を再開している。Grasberg鉱山の年間銅生産は、2003年には13億lb、2004年は10億lbにとどまるが、今後の生産拡大が順調なら、2005年には2002年並みの15億lbまで回復する予定である。

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