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ニュース・フラッシュ

2004年6月21日 アルマティ 市原秋男

タイ・カドミウム汚染対策で日本に支援依頼

 北部Tak県Phratat Padaengの行政当局は、同県Mae Sot郡の土壌のカドミウム対策について、タイ政府の対策が遅れていることから、在タイ日本大使館を通じて、専門家の派遣を要請する意向を示した。当局によると、タイ政府の対応は鈍く、有益な情報を提供してくれないため、独自に対策を講ずることを決定、日本がカドミウム汚染のイタイイタイ病を克服した経験を持っていることに着目し、今回の要請に至ったもの。
 1億バーツの予算を拠出して、土壌の回復、カドミウム汚染被害者の医療費等に充てることとしている。
 同地域の住民約5千人のうち1,495人を対象とした尿検査の結果では、51人から高濃度のカドミウムが検出され、45人に腎臓障害が見られている。
 本汚染に関しては、近隣の亜鉛鉱山Padaeng Industry社、及びTak Mining社との因果関係が指摘されているところ。(6月16日Nation、17日Bangkok Post)

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