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ニュース・フラッシュ

2004年7月30日 調査部 大迫次郎

Xstrata社、2004年前期は増収増益、旧MIM部門の合理化を継続

Xstrata社(スイス)の8月12日付け発表によれば、2004年1~6月期の同社グループの売上高は2,938.2百万U$で前年同期比41%増、操業利益は619.4百万U$で633%増、税引き後利益は433.4百万U$で471%増と増収増益で、鉱産物価格の上昇が寄与した。鉱山生産量(精鉱中金属量)は銅が215,449t(6.5%減)、亜鉛144,851t(4.7%減)であった。同社は2003年に買収したMIM社(豪)との統合・合理化を進めているが、2004年前期は豪Queensland州にあるベースメタル事業、即ちMount Isa鉱山とErnest Henry鉱山の合理化を集中的に行った。  (2004. 8. 16 ロンドン 霜鳥 洋)目次へ Boliden社、2004年前期は増収増益:市況好転が寄与rn Boliden社(スウェーデン)の8月5日付け発表によれば、1~6月期の売上高は987百万ユーロで前年同期比95%増、操業利益(EBIT)は91百万ユーロで296%増、純利益は60百万ユーロで223%増と同社史上有数の好業績であった。同社は2003年にOutokumpu社(フィンランド)との資産交換により鉱山・製錬部門への集中を図ったが、金属市況好転により功を奏した。同期の鉱山生産量は亜鉛196,871t(14%増)、銅43,454t(7%減)、鉛27,334t(15%増)、金2,962kg(19%増)、銀131,944kg(7%減)であった。また製錬生産量は亜鉛208,355t(4%増)、銅178,726t(5%増)、鉛16,128t(24%増)、金10,199kg(24%増)、銀229,458kg(9%減)であった。  (2004. 8. 12 ロンドン 霜鳥 洋)目次へ ロシアVSMPO社、2004年上半期のチタン生産量は50%増rn 8月11日付けインターファックス社は、世界チタン生産の約3割を占めるロシアVSMPO社(スヴェルドロフスク州Yekaterinburg)の2004年上半期のチタン製品生産量が対前年同期比49.4%増の9,874tを記録したと伝えた。これによれば、輸出量は同62%増の7,726tで、ロシア及びCIS諸国向けには2,148t(同16.55%増)が輸出された。同社は、Avisma社と共同でVSMPO-Avisma社を構成し、スポンジチタン、インゴット、展伸材等を製造する。  2001年の米国同時テロ以降、輸出の中心となっていた航空機需要の低迷から減産が続いていたが、中国の電力・化学プラントなどが立ち上がり、回復局面に入ったチタン需要に支えられ、大幅に生産量を増やした。  (2004. 8. 16 アルマティ 酒田 剛)目次へ 2004年上半期のロシアの非鉄金属輸出、ニッケルは4%増、銅は28%減rn 8月9日付けインターファックスは、ロシア関税局からの情報として2004年上半期における同国の非鉄金属輸出量を伝えた。これによれば、アルミニウムは対前年同期比29.3%増の1,966千t、ニッケルは同4%増の116千tを記録したのに対し、銅地金は同27.8%減となる142.8千tに留まった。これら非鉄金属のほとんどはCIS諸国以外に向けて輸出された。  (2004. 8. 16 アルマティ 酒田 剛)目次へ 英企業、ロシア・コラ半島におけるPGMの探鉱成果を発表rn 8月3日、Eurasia Mining社(英)はロシア・コラ半島の2鉱区におけるPGM(白金族金属)の探鉱成果を発表した。これによれば、West Imandra鉱区ではボーリング調査でPt品位1g/tを確認し、トレンチ調査でPGM品位2.94g/t(層厚1m)を得た。Volchetundra鉱区のトレンチ調査ではPGM品位0.7g/t(層厚10m)を捕捉し、層厚2.6m間はPt 4.7g/t、Pd 4.6g/t、Au 2g/tの分析値を示した。同社は両鉱区(5年間の探鉱ライセンス)の権益81%を所有しており、今回の発表は2003年と今春に行われた調査結果を示したもの。  Eurasia Mining社は、カムチャッカのAmetistovoye金銀鉱床開発への参画を企図しているほか、ウラル地方ではJ/V探鉱で3プロジェクト(Boronskoe Mining社の著名なPGM鉱区、Urals Geological Service社のVissimskaya鉱区、Khromit社のSolovyeva Gora白金鉱区)を実施中。スヴェルドロフスク州に設立した現地法人のEurasia Mining Service社は、Denezhkin Kamen鉱床のライセンスを取得している。  (2004. 8. 12 アルマティ 酒田 剛)目次へ インドにおける鉱業関係外資受け入れrn 2004年7月27日、インド政府(Ministry of Mines and Minerals)は、鉱業(採掘、鉱石処理の分野)における外国からの投資を積極的に受け入れる方針を明らかにした。  また、石炭鉱業相も外国による直接投資を広く且つ積極的に受け入れる旨、インド鉱業大会で表明している。  現在、インドの鉱業はGDPの約2%を占めているが、ポテンシャルとしてはもっと高められる余地が十分にある。  鉱業産品の輸出入についても、商品総輸出額の21%を占めている(2002/2003 fiscal)一方、総輸入額の約50%を占めるにいたっている。  同相は、以上の現状を踏まえ、続伸する同国の鉱産物需要に対応すべく、国内における組織的な探鉱活動や鉱山開発を更に促進しなければならないとし、鉱業の分野における国内、国外企業による活動を国家レベルで支援していく方針であると述べた。(インド政府広報局発表)  (2004. 7. 30 金属企画グループ 大迫次郎)目次へ ベトナム、Lang Song県の投資促進rn ベトナムニュースサービスが7月28日伝えるところでは、ベトナムは現在国をあげて外国からの投資を呼び込もうとしている。そのため、地方政府は投資促進のための様々なインセンティブを設けている。  例えば、Lang Song県はベトナムの北東、中国と境界を接している県であるが、鉱物資源の豊富なところ(アルミニウム<ボーキサイト>、銅、金、鉛、亜鉛など多種類の鉱産物の分布が知られている。)として知られている。探鉱開発のためのインフラも充実している。  同県における投資家へのインセンティブは、 (1) 4年間の所得税の免除rn (2) 引き続く4年間の所得税50%控除rn (3) 鉱山のための設備、機械、車両の輸入税免除rn などがある。  以上の優遇策を踏まえ、Lang Song県では 金:Bac Son, Huu Lung, Binh Gia地区の探鉱開発(約270百万US$)rnセメント:Chi Lang地区  などの鉱産物のほか、農業、林業の分野の投資を期待している。  (2004. 7. 30 金属企画グループ 大迫次郎)目次へ 中国の西部開発促進策rn チャイナデイリーが7月27日報じたところによれば、中国でも7月28日、政府が促進している「Go west」キャンペーンの一環を担って、西部の開発促進のために、鉱物資源探査、農業、サービス業(観光)などの分野に対して、多くの制限をなくし、税、土地利用などで格段の優遇を行うと発表した。詳細は、9月にも発表される外国投資家のためのガイドラインで正式に明らかにされる。  (2004. 7. 30 金属企画グループ 大迫次郎)目次へ おことわり:本レポートの内容は、必ずしも独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構としての見解を示すものではありません。正確な情報をお届けするよう最大限の努力を行ってはおりますが、本レポートの内容に誤りのある可能性もあります。本レポートに基づきとられた行動の帰結につき、独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構及びレポート執筆者は何らの責めを負いかねます。 trnt trnttCopyright©2012 Japan Oil, Gas and Metals National Corporation All Rights Reserved.

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