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ニュース・フラッシュ

2004年8月18日 アルマティ 酒田 剛

ロシア国会、地下資源法の改正を採択

 複数の情報源によると、ロシア国会が8月3日に地下資源法の改正を採択したのに続き、連邦議会がこれを承認した。今後、プーチン大統領が署名すれば法案は成立する。改正の主なポイントを整理すると、以下のとおり。

  1. ライセンス交付(取得)の手続き;

    (1) 地質調査ライセンス:連邦地下資源管理基金(Federal Subsoil Fund Management)に設置される特別委員会(Commission:地方政府(連邦構成主体)の代表者を含む)が認可を行う。
    (2) 探鉱・採掘ライセンス:入札委員会(tender/auction committee)が行う。
    (3) 地質調査&探鉱・採掘ライセンス(combined license):同じく入札委員会が行う。

  2. 入札(tender/auction)の手続き;連邦地下資源管理基金またはその地域機関が入札委員会(地方政府の代表者を含む)の構成や入札条件等の決定を行い、tenderの場合は90日以前に、auctionは45日以前に公表される。
  3. ライセンスを支援する体制;

    (1) 連邦地下資源管理基金またはその地域機関は、ライセンスの対象となる鉱区リストを整備し、ライセンス交付の責任を負う。
    (2) 地方政府は管轄下においてライセンス機能の維持に努め、連邦地下資源管理基金またはその地域機関にライセンスに関する提案を行う。

  4. 埋蔵量の国家査定;連邦政府が定める専門機関によって評価を受ける必要があり、地下資源利用者はその費用を支払う。

 なお、この他に、

    (1) 地質調査ライセンスによって鉱床を発見した地下資源利用者に対し優先的に採掘権を認める。
    (2) ライセンスの第三者への譲渡を認める。

点等に関して天然資源省、経済発展貿易省、産業・エネルギー省及び産業界の間で議論が行われてきた模様だが、法案にこれらが盛り込まれているかどうかは不明。

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