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ニュース・フラッシュ

2004年11月15日 バンクーバー 中塚正紀

米国地方裁判所はTeck Cominco社(カナダ)の訴えを却下

 Teck Cominco社が所有するカナダ・ブリティッシュ・コロンビア州トレイル精錬所の重金属汚染問題で、2004年の夏、米国・ワシントン州コロンビア川周辺の先住民グループがTeck Cominco社に対し、米国のスーパーファンド法(包括的環境対処・補償・責任法)に基づく措置を求め、訴えていたが、Teck Cominco社はカナダの法律の基づきカナダ国内で操業している企業が米国の法律の基づき処分を受けることはないと主張し、この訴えを退けるよう求めていた。これに対し、米国地方裁判所は、11月8日、「米国の環境法は米国国内の汚染地域を浄化するための法律で、汚染元が国外だとしても、米国の法律は適用できる」との見解を示し、Teck Cominco社側の訴えを退けた。この決定を受け、Teck Cominco社は「非常に残念な結果だが、今後、さらに精力的に上訴をし続ける」とし、今後も訴えを継続する考えを示した。(2004年11月10日付バンクーバー・サン)

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