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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年2月5日 アルマティ 酒田 剛

ロシア・Udokan銅鉱床開発の入札は外資を排除した非公開で実施か

 ロシア地元紙等は、地下資源利用鉱区の入札に関して、大規模鉱床開発は外国企業の参加を認めない非公開方式で実施される可能性があることをロシア天然資源省のVladimir Bavlov副局長の2月3日の発言を引用して伝えた。同副局長によれば、外資を排除した非公開入札を実施したいと政府が考えているのは、Sukhoi Log(スホイログ)やUdokan(ウドカン)を含むいくつかの大規模鉱床であり、現在議論中。関係筋は、政府が外資25%以上をみなし外国企業として応札資格を与えないとする議論を行っているとしており、外資が権益を所有するロシア企業の扱いは不透明。鉱業界の一部は、ロシアでの3年以上の鉱業活動が入札条件として付された改正地下資源法の草案を引き合いに出し、入札で規制されなくても外国企業にとっては厳しい環境だと指摘する。大規模鉱床開発が非公開入札で行われることになれば、外資にとってロシアの鉱業投資環境が悪化することは間違いない。
 Sukhoi Log金鉱床は、ロシアの金埋蔵量の3分の1を占め、開発見込み額は10億USドル以上。Udokan銅鉱床は、推定埋蔵量20百万tで、ロシア全体の22%を占めるとされる。入札の実施は、前者が暫定的に2005年内に、後者は3月にそれぞれ予定されている。

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