閉じる

ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年2月11日 ロンドン 嘉村 潤

国際銅研究会の月報(2005年2月)

 国際銅研究会は、2月10日、世界の銅需給に関する2004年11月速報を発表した。2004年1~11月の見かけ地金需給は83.2万tの生産不足(前年同期は48.3万t生産不足)となった。2004年1~11月の報告された全在庫の減少は87.7万tであった。11月の地金需給は5.5万tの生産不足、季節調整後でも4.3万tの生産不足となった。地金生産の加速と消費増加の鈍化により、生産不足量は減少傾向にある。
 2004年1~11月の世界地金消費は前年同期比5.7%増加であった。米国が6.6%増、EUが0.3%増、中国が5.4%増、日本が7.1%増となった。11月の地金消費は10月の消費減少から増加に転じ、季節調整後で7.7%増加した。
 2004年1~11月の世界鉱石生産は前年同期比5.4%増加した。2004年1~11月の世界地金生産は前年同期比3.4%増加(1次2.3%増加、2次12.2%増加)した。11月の鉱石生産を1年間の生産に換算すれば、前月までのレベルを年産にした場合と比べて2百万t高い生産レベルとなっている。同様に地金生産では1百万t高い生産レベルとなっている。
 2005年1月末在庫は、主要金属取引所(LME、COMEX、SHFE)合計で10.7万t、先月末からは1.7万t減少、LME、SHFE、COMEXすべての倉庫で在庫は減少した。2003年末のレベルからみた在庫レベルとしては69.9万tの減少となった。2005年1月のLME cash price平均は3,170 USドル/tであった。

ページトップへ