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ニュース・フラッシュ

2005年2月16日 ロンドン 嘉村 潤

BHP Billiton社グループ2004年後期の業績:過去最高益を記録

 BHP Billiton社の2月16日の発表よれば、同社グループの2004年後期(7~12月)の売上高は15,521百万USドルで前年同期比41.6%増加、税引前利益は4,258百万USドル(過去最高益)で95.1%増加、純利益は2,757百万USドルで127.3%増加となった。6つの一次産品(銅、アルミニウム、鉄鉱石、天然ガス、マンガン鉱石)で過去最高の生産量となり、処分可能なキャッシュフローは3,513百万USドルと116.2%増加となった。
 ベースメタル部門の税引前利益は1,041百万USドルで213%増となった。これは主に約1.5倍となった銅価格の高騰、銅販売量の増加、銀・鉛亜鉛価格の上昇によるものである。豪州のCannington鉱山のボトルネック解消により、銀と鉛の生産量は過去最高を記録した。こうした増益要因は、豪州・ドルやチリ・ペソの強い対米ドルレートによる操業コスト増などを相殺している。
 今後の見通しについて、同社は、世界経済は最近の数か月で総じて減速傾向となっているが、今年も世界経済の拡大、特に中国の強い原材料需要は続き、多くの一次産品で生産不足は継続すると見ており、世界的な資産のパフォーマンス最大化という戦略に沿って新規プロジェクトの立ち上げや既存プロジェクトを拡張するチャンスと見ている。

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