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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年4月8日 北京 納 篤

中国最大の銅埋蔵量、玉竜銅鉱床が開発へ本格化

 安泰科他現地業界紙等によれば、4月6日午後、西蔵(チベット)自治区拉薩(ラサ)市において、中国最大の銅鉱埋蔵量を誇る玉竜銅鉱の開発に関する協議書の調印式が行われた。玉龍銅鉱床は9月末に工事を開始し、3年以内に生産に入る計画としている。玉竜銅鉱床は、確定埋蔵量650万t、推定埋蔵量1千万tで、中国で最大、アジアで2番目の銅鉱床とされている。
 チベット自治区発展改革委員会副主任金世洵氏によると、設立した玉龍銅業株式有限公司は、青海西部鉱業株式有限公司、福建紫金鉱業集団株式有限公司とチベット地質探査局地質6隊、チベット鉱業開発総公司、昌都地区国有資産経営公司の5社によって設立された。同公司の登録資本は6.25億元で、そのうち、青海西部鉱業株式有限公司は総株数の41%を、福建紫金鉱業集団株式有限公司が39%、その他のチベット企業3社は併せて20%をそれぞれ保有する。玉龍銅鉱床は昌都地域の江達県玉龍郷にあり、現在中国で埋蔵量最大規模のポーフィリー、スカルン型複合銅鉱床である。これまでネックとなっていた玉龍銅鉱床のインフラが大いに改善され、いよいよ開発条件が備えられてきたと同時に、国内の銅精鉱不足への対応が急がれた結果と言える。
 チベット自治区副主席、玉龍銅鉱床の開発建設指導チームリーダー●鵬によると、玉龍銅鉱床に対する開発がチベット東部地域の発展に重要な役割を果たし、チベット経済の持続可能な発展、人と自然の調和がとれた発展、さらには国家全体の建設に対し重大な価値を持っているとして、玉龍銅鉱床の開発の意義の大きさを協調している。

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