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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年4月8日 北京 納 篤

中国冶金建設集団、Ramu(PNG) Ni-Co開発プロジェクトに調印

 安泰科他地元業界紙によれば、中国冶金建設集団公司(China Metallurgical Construction:MCC)は4月の初め、Mineral Resources Development社(パプアニューギニア政府所有企業)、豪Highlands Pacific社と共同でNi-Co開発プロジェクトに調印したと報じた。T/C(The Term of The Contract)によれば、Ramu(PNG) Ni-Co開発プロジェクトの権益割合は冶金建設集団85%、豪Highlands Pacific社8.5%、Mineral Resources Development社6.5%となっている。Ramuニッケル・プロジェクト(PNG)の開発費は6億5千万ドルと見積もられており、中国における石油を除いた最も大きな海外投資となる。
 なお、冶金建設集団は開発のために準備作業、F/S、施設の建設及びプロジェクトの資金手当の責任を負うこととなっている。今後の予定では、資金手当は9~12か月、建設開始は18か月以内に開始され、2007年にはニッケル精鉱32,800tコバルト精鉱3,000tの生産能力を持つ鉱山建設が予定されている。
 Ramuニッケル・コバルト鉱床は、ワールドクラスのラテライト型のニッケル・コバルト鉱床で、資源量は2.48億t、ニッケル生産量32,800t/年で約40年間の操業を見込んでいる。
 過去、Highlands Pacific社は、Ramuニッケル・プロジェクトの68.5%の権益を所有していたが、資金繰りがうまく行かず、1990年代にはプロジェクトを休止せざるを得ない状況になっていた。冶金建設集団は2003年10月ごろ本プロジェクトへの参入に着手し、2004年2月に両者の基本合意書が締結された。冶金建設集団はプロジェクトの調査と評価を進め、最終的には数度のハードネゴシエーションにより今回の調印に漕ぎ着けたようだ。

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