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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2005年6月6日 ロンドン 嘉村 潤

European Nickel社、トルコのラテライト・ヒープリーチングからのニッケル回収率50%超を発表

 European Nickel社(英)は、6月6日、同社のトルコÇaldagニッケルプロジェクトにおけるニッケル・ラテライト鉱石の7か月にわたるヒープリーチング試験で、ニッケル回収率が50%を上回ったと発表した。最終的な回収率は第3四半期末までに確認される予定。この試験プラントでは、現在、週当たり約2tのニッケル・コバルト水酸化物(金属品位30%)が生産され、この中間生産物は、長期買取契約を得るためのアセスメントとしてニッケル・コバルト地金に処理するため、豪州(BHP Billiton Yabulu精錬所)、欧州、中国の精錬所に出荷されている。この試験を一緒に作業しているBHP Billiton社は、European Nickel社の3.5%シェアを有し、さらに430万ドルの出資で8.9%シェアまで増加させるオプションを有している。このオプションはニッケル回収率が60%に達するまで実施し得るもので、実施した場合、プロジェクトの生産物を50%引き取る権利を持つという。
 トルコÇaldagニッケルプロジェクトは、トルコ西部Izmir近郊にあり、ニッケル品位1.14%、コバルト品位0.05%で38百万tの資源量があり、露天掘りで採掘可能と見られている。本プロジェクトの銀行融資可能なFSは2005年第3四半期までに完了、2006年初めにプラント建設開始、2007年初めからニッケル年産15,000tが計画されている。この方式でニッケルが経済的に回収できれば、トルコやバルカン半島に分布する類似のニッケル鉱床の開発に適用できると同社は見込んでいる。

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