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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2005年9月5日 メキシコ 権藤 浩

グアテマラ・フェニックスフェロニッケルプロジェクト、スカイ社(カナダ)が地元住民と精力的話合い

 業界情報(8月25日付)等によると、バンクーバーに本社を置くスカイ(Skye Resources)社は、グアテマラ市北東170km、イサベル湖周辺に保有するフェニックス・フェロニッケルプロジェクトの鉱山開発阻止、鉱区境界問題等に関して、同プロジェクト周辺の地元住民及び開発阻止グループとの間で精力的な話合いを進めていると報じた。
 2005年3月、グアテマラ農民・労働者組合(FTCC)及び地方マヤ共同体代表グループは、グアテマラ政府による同プロジェクト探鉱許可が事前調査なしに附与されたこと、更に探査事業が住民か居住する地域に隣接した地域で実施された場合、森林破壊、水質汚染及び土地所有権侵害の可能性があるとして、地域コミュニティとの事前協議を保証する国際労働機関(ILO)169協定に基づき告訴した。
 一方、スカイ社は、グアテマラ政府が同プロジェクト権益30%を所有する中、2004年12月、同プロジェクト権益70%をカナダ・インコ社から買収した段階で、同社の開発・探鉱許可はグアテマラ政府から得ており、新たな申請手続きは不要との見解を持っていた。
 なお、同プロジェクトは、埋蔵鉱量13.6百万t(Ni 1.99%)、予想鉱量17.4百万t(Ni 1.74%)とされ、1977年から80年までインコ社が採掘していた鉱区である。スカイ社は、既に実施されたプレFS調査にある年産22,700tを目指し、更に具体的な開発計画を策定するために精密な探鉱を計画。2005年春には総延長45,000mにわたるボーリング調査を開始し、2006年初頭には完了する予定である。

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