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ニュース・フラッシュ

2005年9月11日 メキシコ 権藤 浩

米アサルコ社、労組ストライキによる損失80百万ドル

 地元経済紙(9月9日付)等によると、グルーポ・メヒコ(GM)社(メキシコ)の米国子会社アサルコ社の労組ストライキによる累積損失は約80百万ドルに達し、これはGM社のペルー子会社SPCC社の2005年7月末時点での負債総額約800百万ドルの約10%に相当すると報じた。また、GM社の2004年純益約800百万ドルの約10%に相当する。
 2005年7月2日から突入したアサルコ社労組ストライキは、現在も継続中で、米鉄鋼労組(USWA)マヌエル・アルメンタ代表によると、アサルコ社労組は8月31日に新たな提案を提示したが、GM社からは9月9日現在回答が無い。
 一方、アサルコ社は、8月上旬、米連邦裁へ破産法適用を申請しており、メキシコ・バナメックス銀行証券アナリスト、ラファエル・ウルキア氏によると、破産法が適用された場合には会社再編成段階で労組が獲得した内容は無効となるため、労組の提案内容は無意味であることを指摘した。

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