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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2005年9月13日 リマ 辻本崇史

ペルー・Cajamarquilla亜鉛製錬所が施設拡張を検討

 Cajamarquilla亜鉛製錬所の営業担当幹部より聴取したところ、同製錬所は、亜鉛の生産量を倍増する施設拡張を検討中である。
 本製錬所は、2004年11月にVotorantim社(ブラジル)が買収し、同社の亜鉛製錬事業への積極戦略の一環とされたが、本拡張計画もその中にあると思料される。
 上記の幹部によると、本拡張計画はあくまで検討段階であり正式決定されたものではなく、正式決定までの時間的なプロセスも未だ未確定とのことである。
 なお、同製錬所の操業は順調で、2005年の亜鉛の生産量は前年実績(12.8万t)並の12.7~13.0万t程度の見通しである。
 また、現在の販売先は、全体の約半分が国内向け、次いで約4割が近隣の中南米諸国(コロンビア、エクアドル等)で、日本向けは約1割である。鉱石の調達先鉱山は、Volcan社、Milpo社等が操業する国内の主要亜鉛鉱山から広く調達し、特定の鉱山に偏った調達は行っていない。これは中長期的な観点からのリスク分散と、多数の鉱山からの鉱石を混合することで製錬所への給鉱の性状を一定化することを考慮したものである。現在の調達鉱石の平均亜鉛品位は52%。

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