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ニュース・フラッシュ

2005年9月13日 調査部 西川信康

投資家は鉱山会社の利益のピークと見て株式を売却する動き

 業界紙等によると、昨今の記録的な収益を得て上昇している鉱山会社の株式に対し、投資家の中には、金属価格がピークに近いと見て、それらの株式を売却する動きが見られる。
 8月に、BHP Billitonは、2004/2005年の収益が前年比85%増の65億ドルに達したと発表したが、同社の株式は、金属価格高値警戒感から8月中旬をピークに下落傾向にある。また、他の非鉄メジャーであるRio TintoやXstrataの株式も同様の動きを示している。
 多くのアナリストは、今なお、大手非鉄企業の株式は買いであるとの強気の見方を示しているが、一方で、2006年の金属価格は、生産量が増加し、消費が減退するとの観測から2005年よりも軟化するとの見方が広がっている。例えば、ロンドンの金融グループHSBCは、2005年の平均銅価格3,344ドル/tから2006年は2,687ドル/tに下落、また2006年のニッケル平均価格は2005年の30%減の9,500ドル/tと予測している。

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