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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2005年9月27日 調査部 鈴木 徹

Inco社、ニッケル市場の先行きは明るいとの予測

 Inco社では、2005年以降もニッケル市場がタイトであるとの見通しを立てている。その理由として、過去5年間にわたり、中国のニッケル消費の伸びが年平均で20%を超えており、減速の気配がないことを挙げている。中国では、さらに多くの製造工場やオフィスビルの建設、道路・鉄道等のインフラ整備が進んでおり、急速に都市化が進み中産階級が拡大し、ステンレス鋼需要が高まっている。また、インドでは2030年までに人口が中国を上回り、人口の35%が15歳以下であり、今後25年間にわたりGDPが年率5~10%増大していくものと見られており、ニッケル需要が引き続き拡大していくものと期待される。
 このように、中国・インドのニッケル需要増大に支えられて、市場が引き続きタイトとなり、高価格が続いていくものと予想され、いくつかのニッケル鉱山の大型プロジェクトが生産開始に向かっていくものと見られている。

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