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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル タングステン
2005年10月20日 バンクーバー 宮武修一

カナダ・タングステン精鉱 出荷再開

 地元紙等によると在バンクーバーのNorth American Tungsten社が100%の権益を保有するカナダCanTung鉱山(ノースウエスト準州)が、2003年末の休止以来、約2年ぶりにタングステン精鉱の出荷を行った。同鉱山は2005年9月1日から再開しており、露天採鉱で処理粗鉱量1,000t/日にて操業中。予定の年間生産量は約40万MTU(注)で、これは世界のタングステン生産量の7%に相当し、西側社会で最大のサプライヤーとなる規模。
 Cantung鉱山は2003年末、当時取引のあったスゥェーデン企業とドイツ・シーメンスの米子会社により買鉱契約を解除されたことから倒産に追い込まれた。しかし、その後タングステン市況が急騰。閉鎖当時タングステン1MTUあたり47.00USドルであった価格は、250~260USドルへと急激に上昇した。Cantung鉱山の可採鉱量は約78.4万t、WO3品位は1.75%。また全体の地質鉱量は600万tと見積もられている。
(注)MTU:メトリック・トン・ユニット:タングステン鉱石の計量単位。精鉱中に含有するWO3 10kg(もしくはW純分 7.9kg)を1ユニットとする。

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