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ニュース・フラッシュ

2005年10月21日 シドニー 久保田博志

豪州・Newcrest社、株価下落に買収の可能性

 地元紙等によるとNewcrest Mining社(本社メルボルン)の株価は、10月に入って大きく下げている(9月末のピーク時から10数%下落)。
 株価下落は、Telfer金鉱山(西オーストラリア州)の生産が当初見込みを下回り収益に影響を及ぼしていることに加え、その原因であるTelfer鉱山の冶金プロセス上の問題が改善されていないことが市場の不信を抱かせていると見られている。
 また、Cadia鉱山(ニューサウスウェルズ州)の生産コスト上昇やKencana鉱山(インドネシア)の低品位化もマイナス要因となっている。
 同社の低い現金コスト・長寿命鉱山・生産量の増加。低い政治リスク等をあげて長期的には底堅いと見る市場関係者もいる一方で、株価の下落は、Newmont社(米国)やBarrick Gold社(カナダ)などの北米産金企業によるNewcrest社に対する買収の可能性を高くするとも見られている。

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