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ニュース・フラッシュ

2005年11月12日 メキシコ 権藤 浩    2005. 11. 14 バンクーバー 宮武 修一

ASARCO、4か月ぶりに平常操業再開の見込み

地元一般紙(11月10日付)、グルーポ・メヒコ(Groupo Mexico)米子会社アサルコ(ASARCO)社の発表等によると、同社は7月2日から4か月以上に亘ってストライキ中の労組代表と実質的に内容合意し、11月14日から平常操業の再開見込みと報じた。 ASARCOのDoug McAllister顧問によると、労使代表による合意内容は、ASARCOの再建計画を積極的に推進する。労使一丸となって鉱山全分野で操業を開始し、破産を克服し、長期的に競争力ある企業を目指すという。 米鉄鋼労組Manuel Armenta代表によると、主要な合意内容は、ASARCOは現行労組契約を2006年12月31日まで継続する。仮に、他社がASARCOの権益取得や買収の動きがある場合、ASARCOは労組の了解を得ることが必要という。 今後、労使合意事項に関して、組合員による賛否投票(11月12日)、開票(13日)を経る必要があり、全組合員が賛成した場合にストライキが終了する。一方、労使合意事項は、米破産法第11条に基づき、破産仲介中のテキサス州Corpus Christiの裁判所の認可を得る必要がある。 同社の発表によれば、今後ASARCOが操業する米国のSilver Bell、Mission、Rayの各鉱山とHaiden、Amarilloの製錬所は、できるだけ早期の生産再開に取り組む。 nなお、鉱業アナリストによると、4か月にわたるストライキは約160百万ドルの損失に当るとする。

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