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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2005年11月14日 ジャカルタ 池田 肇

Antam、フェロニッケル減産

 インドネシアの国営鉱山会社(PT Aneka Tambang:Antam)は10月28日、第3四半期のフェロニッケル生産は1,271tで前年同期比40%減産、この結果、2005年1~9月の同生産累計は4,001tで同38%の減産と明らかにした。これは生産能力5,500tのフェロニッケル第2製錬所の閉鎖やPamco社の委託製錬がなかったためである。
 フェロニッケル第2製錬所は3月から在庫が異常な高水準に増加したことや製錬所で異常高温が続いたため生産を中止していた。この不具合を解消するため約700万USドルを投資して補修を行い、10月下旬から生産を再開している。
 AntamとPamco社は委託製錬契約を締結しているが、第3四半期はPamcoがフル操業を行い、委託製錬を中止していた。同社の2005年のフェロニッケル生産は7,400tを目標としている。
 Antam社の第3四半期ボーキサイト生産は38万883tで前年同期の36万1,915tに比べ5%減産、この結果、年初来の同生産累計は108万tとなり、同99万174tに比べ9%増産した。
 また、金地金生産は757kgで前年同期比19%減産し、年初来の同生産累計は2,353tで同10%減産した。この減産は、さる9月6日にPonkor金鉱山で崩落事故が発生、生産を中止したためである。このため2005年の金生産も3,718kgに留まる見込みである。

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