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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル 亜鉛
2005年11月14日 調査部 西川信康

2005年の亜鉛探鉱予算倍増も供給サイドへの影響は限定的

 業界誌等によると、Metals Economics Groupは、2005年の世界の探鉱予算は51億ドルに達し、1997年レベルまで回復したと発表したが、この中で特に亜鉛の探鉱予算が前年比で約90%増と大幅に増加したことに関して、市場関係者の間では、供給サイドへの影響は限定的と冷静に受け止められている。
 それは、亜鉛の探鉱費が回復したといっても、過去の長引く低迷で、必ずしも高水準になったとは言えないこと(2005年の亜鉛探鉱予算は、1996年の7割程度)、亜鉛探鉱費の中身がメジャー企業によるマインサイトの探鉱費ではなく、ジュニア企業が行っているグラスルーツ探鉱が主体であるため、すぐに亜鉛鉱石の供給が増えるわけではないこと、等の理由があげられ、今後、2~3年は亜鉛の鉱石不足は依然継続し、亜鉛の市況は強含みで推移すると見られている。

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