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ニュース・フラッシュ

鉱種:
プラチナ レアメタル
2005年11月16日 ロンドン 嘉村 潤

Johnson Matthey社、プラチナ2005年中間レビューを発表

 Johnson Matthey社(英)はPlatinum 2005 Interim Reviewを11月15日に公表した。それによれば、2005年の白金の需要は、2%増の671万ozになると予測。自動車触媒需要は、欧州におけるディーゼル車販売増の継続、軽重ディーゼル車の排ガス規制が世界的に厳しくなっていることにより8%増の386万oz。宝飾需要は、中国製造業者による購入が3年連続で減少し6%減の202万oz。工業用需要は、ハードディスク生産の大幅増が貢献し5%増の161.5万ozと予測。一方、白金の供給は、南アからの産出が期待より少なく、北米生産は減少することから、2%増の659万ozに止まると予測。南アの産出が3%増の512万oz、ロシアは1%増の86万oz、北米は12%減の34万oz、その他6%増の27万ozと予測。白金市場は引き続き供給不足が継続する見込み。2005年の白金価格は、ファンド等の投機的な購入に主に支えられ、2005年1月の843ドル/ozから10月中旬に941ドル/ozまで上昇した。今後6か月では890ドル~1,030ドルの間で取引される見込み。
 2005年のパラジウムの需要は、6%増の689万ozになると予測。宝飾需要が2005年の需要の中で2番目に大きなものとなる。中国におけるパラジウム宝飾品生産が70%以上増加したため、宝飾需要が143万ozに達する見込み。自動車触媒需要は、欧州のガソリン車生産減、米国における節約により0.8%減の369万oz。電気製品需要は、2%改善し97万ozと予測。一方、パラジウムの供給は、主にロシアの地金売却削減により、5%減の754万ozになると予測。2005年のパラジウム価格は、投機的な動きが多かったにもかかわらず、最初の9か月間は180ドル~200ドル/ozの間で推移したが、ファンダメンタルズ改善の見通しから今後6か月では190ドル~270ドルのより広い範囲で取引される見込み。

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