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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2005年11月22日 リマ 辻本崇史

コロンビア・産金大手企業による金探鉱が活発化の兆し

 コロンビア鉱山エネルギー省の鉱山次官、計画局次長と面談し、同国の最近の鉱業情勢等について聴取した。ポイントは以下の通り。
 ・ 金価格の高値推移と同国の治安情勢の回復傾向の中、金探鉱が活発化する兆しにある。既にAngostura金鉱床探鉱開発プロジェクトは大きく進展し、F/S段階に近いが、最近では、世界的な産金会社が金探鉱プロジェクトの発掘に乗り出している。この中では、AngloGold Ashanti社が先行し、1年程前から同国南部等の数地域で既に探鉱を開始しているが、その他、Newmont社、Barrick Gold社、CVRD社、Buenaventura社等、世界的に著名な産金会社が次々と探鉱案件の発掘に乗り出している。
 ・ 政府としては、Ingeominas(地質鉱山研究所)の基礎調査により、銅のポテンシャルも高いと考えており、具体的な有望地区(南部のMocoa等)も把握しているが、企業レベルの探鉱活動は未だ活発化する兆しになく、今後に期待している。
 ・ コロンビアの治安情勢は顕著な回復傾向にあるが、未だ山岳地帯では反政府の過激組織が活動し、外資にとってこの問題が大きな障害になっている点は政府として承知している。これに対処するため、政府は、国家警察・軍を動員し外資の鉱業活動(探鉱 ・開発・操業)の安全確保に努めている。主産業である石油、石炭の開発では既に多くの外資が参入しているが、同様の対応により鉱業活動が維持されており、非鉄分野でもこれらの政府のパックアップにより、安全が確保された状況での鉱業活動が可能である。

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