閉じる

ニュース・フラッシュ

2005年12月8日 シドニー 永井正博

豪州第3四半期の鉱業の成長ダウン

 豪州の第3四半期(9月期)の経済成長は0.2%成長で、前四半期の1.3%に比べると鈍化しており、中でも、1974年以来の資源ブームにもかかわらず、資源産業は3.5%減少している。財務大臣のPeter Costelloは、生産高のスローダウンは、巨額の投資計画による供給チェーンの混乱、輸出のボトルネック、天候不順(雨)等によると述べた。大臣は、BHP Billiton社が新しい投資のためにHay Point coal terminalを閉鎖したこと、クイーンズランドの炭鉱とPilbaraの鉄鉱山に影響を与えた長雨等を引き合いに出している。
 豪州鉱業審議会副会長のCharlie Leneganは、低成長は上昇する労務費と熟練技術者の不足によると考えている。
 NSW州経済は0.8%縮小した、これはこの10年で最悪の数字。クイーンズランド州と西オーストラリア州は、世界の鉱物資源ブームから恩恵を受けた形で成長したが、連邦の年間目標の3%を達成するのは難しく、2.5%成長が達成可能とみられている。
 エコノミストは、鉱業の成長鈍化は、いったん投資が軌道に乗れば解決するとみており、2006年にはもっと輸出を振興すべきだという。

ページトップへ