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ニュース・フラッシュ

鉱種:
ベースメタル
2006年1月9日 メキシコ 権藤 浩

ドミニカ共和国、プエブロ・ビエホ金プロジェクト住民移転調査が進展

 業界情報(1月3日付)等によると、ドミニカ共和国政府は、現在、プエブロ・ビエホ(Pueblo Viejo)金露天掘プロジェクトの廃さいダム建設予定地であるモンテネグロ州住民の移転調査を進めている(完成時期は未定)と報じた。
 ドミニカ共和国オクタビオ・ロペス鉱業部長は、「同国政府とカナダ・バンクーバーにあるプラサー・ドーム(Placer Dome)社との契約において、モンテネグロ州政府は、同社に対して住民移転問題の解決を含めた環境クリーン・アップ計画書を提示する責任がある。移転計画については、世界銀行ガイドラインに沿って地元住民参加の下で行うことになるが、現在、米国に本社を置くSRKコンサルタントへ調査委託中」と語った。
 プラサー社は、2001年の国際入札で鉱区を確保し、現在最終的なFS評価段階にあり、140MW石炭火力発電所建設に約3.5億ドル、鉱山開発に約10億ドルの計13.5億ドルの投資を発表。プラサー社は、現在トロントに本社を置くバリック・ゴールド(Barrick Gold)の買収過程下にあるが、プラサー社試算では、同プロジェクトは当初6年間、キャッシュコスト175~185ドル/ozで産金量約22.7t/年を見込んでいる。
 また、同プロジェクトは、1979年から99年の間、ロサリオ・ドミニカーナ(Rosario Dominicana)社が開発したが、複雑な硫化物鉱床のために閉山した。ラテンアメリカ最大の金鉱山の1つとして、20年間にわたり平均キャッシュコスト200~210ドル/ozで産金量約340tが見込まれていた。

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