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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2006年1月17日 シドニー 永井正博

BHP Billiton社、Pilbara鉄道利用に係る公正取引審議会の宣言に反論

 地元紙等によると、BHP Billiton社のMt.Newman鉄道にアクセスしたいというFortescue Metal Group(本社パース、以下Fortescue社)の仲裁裁定の申し立ては、第2ラウンドに入っている。
 BHP Billiton社は、公正取引審議会(National Competition Council)のMt. Newman鉄道利用をシェアするべきという宣言は、机上のスタディに基づいていると主張している。
 公正取引審議会の宣言は、2004年に西オーストラリア州政府が、Evans & Peck社に依頼した調査レポートに基づいている。このレポートによると、Mt.Newman鉄道網の輸送能力は400百万t/年と推定しているが、BHP Billiton社は、公表されているデータだけを用いた机上の数値と反論する。BHP Billiton社が実際の操業で使っている機密の情報を使用すると、234~247百万t/年と推定される。
 また、Fortescue社は、鉄道を複線化すると400百万t/年に近づくと主張しているが、BHP Billiton社は、主要部を複線化するだけで640百万豪ドルかかり、全線を複線化すると17億豪ドルかかると主張している。
 Fortescue社は、Mt. Newman鉄道へのアクセスができれば鉄鉱石5百万t/年をMindy Mindy鉱山から供給できる。

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