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ニュース・フラッシュ

2006年1月17日 シドニー 久保田博志

BHP Billiton社、イラク支援で疑惑

 地元紙等によると、BHP Billiton社(本社メルボルン/ロンドン)は、1月16日、イラクへの小麦支援に関わる疑惑が明らかとなった。
 BHP Billiton社は、国連がイラクに対して経済制裁を行っていた1995年、Australian Wheat Board’s(AWB)を通じて、5百万USドル相当の小麦の援助を行っている。その際に、見返りとして、5年後或は国連の制裁が解除されたら速やかに、利子も含めて援助に相当する額の現金または石油を得ることを約束した書簡をイラクから受取り、その5年後の2000年にBHP Billiton社の中東石油部門の重役がTigris Petroleum社(本社メルボルン)を設立し、BHP Billiton社は、このTigris社にその債務を売却し、Tigris社は2001年にAWBに対して5百万USドル及び利子3百万USドルの回収を50万USドルで依頼したというもの。
 BHP Billiton社は、小麦援助は人道支援の意思を示したものである。事実関係については早急に調査するとのコメントを発表している。

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