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ニュース・フラッシュ

鉱種:
コバルト ベースメタル レアメタル 亜鉛
2006年1月23日 メキシコ 権藤 浩

カナダ・バハ社、メキシコ・ボレオ銅・コバルト・亜鉛プロジェクトの生産開始2008年目標

 業界情報(1月19日付)等によると、バンクーバーに本社を置くバハ・マイニング(Baja Mining)社ジョン・グリーンスレード(John Greenslade)CEOは、ボレオ(El Boleo)銅・コバルト・亜鉛プロジェクトの生産開始目標を2008年と説明したと報じた。
 ボレオ鉱山は、メキシコ・南バハ・カリフォルニア州、カリフォルニア湾岸ドレド市北上180km、サンタ・ロサリア小漁村の西に位置し、平均品位銅2%、コバルト0.1%、亜鉛0.8%の確定埋蔵鉱量28百万tと、平均品位銅2%、コバルト0.1%、亜鉛0.7%の推定埋蔵鉱量15百万tを有する。
 CEOによると、同鉱山の生産開始は2008年初頭の計画であるが、同年末にずれ込む可能性が高く、全ては迅速な鉱山建設資金の調達による。鉱山建設資金必要額292百万ドルに関し、2005年カナダのエンデバーファイナンシャルと契約し、建設期間は18か月を見込む。開発計画は、FS評価の結果を2006年6月末から7月中旬に予定し、その後、鉱石20~30tから銅、コバルト、亜鉛、マンガンを回収するパイロットプラント試験を実施する。
 現段階のFS評価では、坑内掘、鉱石処理2.6百万tから銅カソード約5万t/年、高純度コバルトカソード1.6~2.1千t/年、肥料用の硫酸亜鉛約2.3万t/年を生産し、生産コスト19.9ドル/tである。さらに、市場分析中であるが、投資資金を11百万ドル追加することにより、肥料、化学、金属触媒として使用されるマンガン炭酸塩8万~14万t/年を生産可能という。

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