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ニュース・フラッシュ

2006年1月23日 バンクーバー 中塚正紀

カナダ・ブリティッシュコロンビア州、2005年の探鉱投資額、220百万ドルに

 ブリティッシュコロンビア州の2005年の探鉱投資額は220百万ドルであったことをBill Bennett鉱業担当大臣が発表した。この額は過去60年間で3番目に高い額で、1990年来の最高額である。2001年の投資額が29百万ドルだったのに比べ4年間で飛躍的な伸びを見せた。2005年の投資額は政府が予測していた以上に増え、現在650のプロジェクトが進行中で、4,000人以上を雇用している。28か所で新しい鉱床も発見された。2001年当時、環境調査の対象となったプロジェクトは1つだったのが、現在では18プロジェクトに増えている。一時は破綻の危機にさらされていたブリティッシュコロンビア州の鉱業は、探鉱開発の促進で長期持続的な産業が復活したとBenett大臣は述べている。
 また、Mineral Exploration BC協会のDave Caulfield会長は、「世界的な探鉱への投資は1998年ごろから始まり、中でもカナダの貢献度は非常に高い。ブリティッシュコロンビア州は2001年来安定した伸びを見せ、220百万ドルの投資で、カナダ全体投資額の14%を超えるだろう」と語った。
 British Columbia Institute of Technology(BCIT)の鉱業技術プログラムを視察したRichard Neufeld鉱山エネルギー省大臣は、探鉱投資が増額していることで、州内のさまざまな分野で利益が出てきていると述べ、特に北西部での支出は10億ドルに上っていると語った。雇用も大幅に伸びており、2005年5月、BCIT鉱業プログラムを卒業した卒業生全員が卒業と同時に就職先が見つかるといった状況が現実的になっている。特にこれから定年退職する労働者が増えることで懸念される熟練労働者不足も踏まえ、さらなる雇用機会の大幅な拡大が期待される。

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