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ニュース・フラッシュ

2006年1月24日 アルマティ 酒田 剛

ロシア・Norilsk Nickel社とAlrosa社が合併をめぐり協議

 地元業界紙等によれば、ロシアのNorilsk Nickel社とAlrosa社が合併をめぐる協議を行ったことをNorisk社のCEOを努めたKhloponinクラスノヤルスク地方知事が1月18日に明らかにした。石油に次ぐ金属部門への国家管理を強化する動きとして、両社の合併によるNorisk社の再国有化の可能性はここ数か月間強い関心を集め、多くの推測を呼んでいた。両社は合併交渉の論評を拒否しており、財務省は同省や他省庁でもそのような協議はされていないとしている。時価総額が170億USドルと評価されるNorisk社の株価は、モスクワ取引所で年初以来15%下落している。金属・鉱山部門におけるクレムリン唯一の拠点であるAlrosa社の時価総額については、53億USドルや85億USドルなどとされる。アナリストたちは両社の合併がありえるとしても、連邦政府によるAlrosa社の支配株取得や企業再編が必要なため実現はまだ遠いとの見方で一致しているようだが、Alrosa社権益の32%を所有するサハ共和国のShtyrov知事が連邦政府に協力して同社を再編するための委員会を立ち上げており、1月中にも再編計画が提案される見通しとの情報も伝えられる。

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