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ニュース・フラッシュ

2006年1月27日 バンクーバー 中塚正紀

BC州政府が鉱業の人材育成に230万ドル

 1月25日、ブリティッシュコロンビア州Gordon Campbell知事は、人材不足が深刻化する鉱業の人材育成のため230万ドルを準備し、地方(rural)や先住民の若者への職業訓練を実施すると発表した。同知事は、ブリティッシュコロンビア州の探鉱投資が好調で雇用機会が広がる中、若者に鉱業キャリアの可能性を伸ばすために必要な技術を学ぶ機会を与えたいと語った。最近の金属価格の高騰により、2005年のブリティッシュコロンビア州の探鉱投資額は220百万ドルを記録し成長が著しいが、多くの鉱業関係者が定年退職を控えており、大幅な人材不足が懸念されている。こうした状況のなか、若者たちに鉱業技術を習得してもらい、鉱業での活躍の場を広げたいというのが趣旨。
 230万ドルの内、100万ドルは探鉱や旧鉱山の再利用など実務体験を通して習得するプログラム(探鉱及び環境チーム)に割り当てられ、次の100万ドルはブリティッシュコロンビア州全体で行われる鉱業の基本技術習得プログラムに割り当てられる。残りの30万ドルは、Northwest Community Collegeを拠点とした継続試験プログラム“Northwest School of Exploration and Mining”に割り当てられ、これはエネルギー資源省の2005/2006年予算に組み込まれている。
 この他、州政府は別途“Mining Rocks Career Job Opportunities Tour”にかかる50万ドル~75万ドルを予算化すると24日に発表している。この“Mining Rocks Career Job Opportunities Tour”は、今後3年の間に州政府鉱業担当官や大学・専門学校関係者、鉱業関係者がブリティッシュコロンビア州全体を対象に鉱業やそれに関わる職業について説明して回る企画。
 現在、ブリティッシュコロンビア州で鉱業に携わる人々は2万5千人おり、平均収入は給付金も含めて、年間9万4千ドル。

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