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ニュース・フラッシュ

鉱種:
亜鉛 ベースメタル
2006年2月6日 バンクーバー 戸村昌幸

亜鉛価格の高騰でTeck Cominco社の株価上昇

 亜鉛価格が1月末に1ポンド1.05USドルまで上昇し、その後も高値を維持している。価格上昇を反映し、世界最大の亜鉛鉱山Red Dog(アラスカ)を所有するバンクーバーのTeck Cominco社の株価も上昇している。2006年1月現在の亜鉛価格は、この一か月間で約25%上昇し、2005年8月の価格より約2倍となっている。それと共にTeck Cominco社の株も1月30日現在、73.77USドルで、一か月前の62.05USドルから大幅に上昇した。
 需要と供給のバランスが崩れ、世界的な亜鉛不足となったことが、現在の亜鉛価格高騰の引き金となっており、亜鉛の在庫は2004年末から約40%減少しているが、特に中国の亜鉛需要の増大で、需要が供給を上回る状態がこれからも続くだろうとアナリストは予測している。2006年の価格は一時的に1ポンド1.25USドルまで上昇する可能性もあるが、年間平均価格は約1.10USドルで落ち着くだろうとの予測もある(2004年の亜鉛平均価格は0.48USドル、2005年は0.63USドル)。
 Teck Cominco社は2005年第4四半期レポートで、今期の収益は510百万USドルで2004年同期の285百万USドルから79%上昇したと発表している。

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