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ニュース・フラッシュ

鉱種:
チタン レアメタル
2006年2月13日 アルマティ 酒田 剛

ロシア・Interros、Aricom社(英)と共にチタン鉱床を開発

 地元業界紙等によれば、ロシアのInterros(Norilsk Nickel社を所有する持株会社)はAricom社(英)と共にチタン鉱床の開発に乗り出す。Aricom社は2月6日、Interrosの関連会社であるTimia Trading社とAricom社が51:49で鉱床の開発権を所有するUral Mining社(露)の株式を持ち合うことになると発表した。Interrosは協定書の調印が2月中に行われる予定だとしている。対象のBolshoi Sejmチタン鉱床は、Aricom社が総額60百万USドルで開発プロジェクトを進めているKuranakhチタン鉱床(アムール州)から40kmに位置し、埋蔵量はTiO2で58百万tと推定されている。
 先にInterrosはNezhdaninskoye金鉱床の開発権を有するSouth Verkhoyansk Mining Company(SVMC社)の権益20%を80百万USドルで取得することが明らかになっており、残るSVMC社の係争権益30%にも食指を動かしている。InterrosのKlishas代表は2月3日、ロシア、カザフスタンとウズベキスタンにおいて2006年に投資を検討している銅とチタンの鉱床に関する案件が10億USドルに及ぶことに言及、Norilsk社とは別に独自に鉱山プロジェクトを手がけていく方針を打ち出した。
 Aricom社は2003年末、ロシア金鉱業で成功しているPeter Hambro Mining社(英)からチタン・ビジネスに特化するためにスピンオフした企業。Peter Hambro社は最近、アムール州のChagoyansk鉱床の探鉱開発を行うRio Tinto社とのJVを解消した。Rio Tinto社がNorilsk社との間でロシア国内の探鉱開発を行うJVを設立したためで、Bamskoye鉱床を共同開発しているPolyus社(Norilsk社の金部門)とのパートナー関係には影響は出ていない。

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