閉じる

ニュース・フラッシュ

2006年2月16日 ロンドン 嘉村 潤  2006. 2. 13 シドニー 久保田博志

BHP Billiton社、2005年7~12月期の業績を発表

BHP Billiton社は、2月16日、2005年7~12月期の同社グループ業績を発表した。2005年7~12月の売上高は18,172百万USドルで前年同期比19.5%増加、利息税引前利益(EBIT)は6,671百万USドル(過去最高益)で43.0%増加、純利益は4,364百万USドル(過去最高益)で47.8%増加となった。銅、アルミニウム、ニッケル、LNGで過去最大の生産量となり、20億USドルの株主への資本リターン追加を発表。同社は2001年6月以来、総額114億USドルの株主リターンを行うことになるとしている。 ベースメタル部門の売上高は4,031百万USドルで前年同期比72.2%増加、利息税引前利益(EBIT)は1,893百万USドルで82.0%増加となった。これは、増加するTC/RCコスト、燃料費等の投入コストの上昇、チリCerro Colorado鉱山の地震による生産削減等のマイナス要因はあったものの、LME価格の上昇、特に銅平均価格が1.35USドル/lbから1.84USドル/lbへ上昇、今期から業績に含まれることとなった豪州Olympic Dam鉱山等により、銅・モリブデン販売量が増加したことによるものである。 今後の見通しについて、同社は、世界経済の好況は継続しそうで、OECD諸国の工業生産は伸び、中国の経済成長も2006年はややスローダウンするものの、依然として高いレベルを維持、その他新興市場も活発な状態が続くと見ている。一次産品の需給インバランスは、新興市場における需要増加と鉱山能力の不足により引き起こされ、建設コスト増、熟練労働者の不足により引き起こされた新規鉱山能力の立ち上げの遅れは、今後少なくとも数年間にわたって継続するとしている。こうした状況に対する一次産品価格への影響は、産品ごとに異なるものの、同社のビジネスのファンダメンタルズは依然として堅固で、生産能力拡張を継続し、さらに株主への資本リターンを続けることが可能と見ている。 また、2006年6月末には現CEOのCharles Goodyear氏が後継者を発表するのではないかとの噂も囁かれ始めている。後継者候補としてMarius Klopper氏の名前などが挙がっている。

ページトップへ