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ニュース・フラッシュ

2006年2月20日 ジャカルタ 池田 肇

フィリピン、新規鉱山開発の承認厳格に

 地元紙等によればフィリピン政府は7日、大規模な鉱山開発に対する反対が高まっているため、新規の鉱山開発に限り、商業ベースで実現可能で、地元の地域社会の発展に貢献することなどを条件に折込み承認する方針であると明らかにした。
 これは同国で影響力の強いカソリック教会が鉱山開発は環境破壊を引き起こし社会不安の要因だと開発中止を求める声明を発表したことに対応して新規の鉱山開発の承認を厳しくする方針を固めたもの。
 しかし、同政府は引き続き外国企業に鉱山開発を開放していく方針で、カソリック教会が要求する鉱山開発で発生するマイナス要因の緩和に全力を挙げていく方針と述べ、同国政府は、新規の鉱山開発は厳しい環境保護基準や社会基準に基づいて承認する方針を強調した。
 同国のアロヨ大統領は、カソリック教会の鉱業法廃止など鉱山開発に対する反対声明を受けて教会幹部と懇談して政府の方針を伝え理解を求めた模様だ。

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