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ニュース・フラッシュ

2006年2月20日 ジャカルタ 池田 肇

PTインコ社、電力コスト増で減益

 PTインコ社は17日、2005年の決算は5,460万USドルの純利益を計上、前年比10.5%の減益と発表した。ニッケル相場が好調だったが、ディーゼル油価格の高騰で収益を低下させた。インドネシアでは、同国政府が2005年、補助金を撤廃した結果、ディーゼル油価格が2倍以上に上昇、代替で使用する硫黄分の高い燃料油も前年比で65%上昇したためだと同社は述べている。
 このエネルギー・コストの上昇にもかかわらず、最新の自家発電機2基を導入、ニッケルの需要増や同相場の高騰で黒字決算を計上した。
 同社の2005年のニッケル・マット販売は前年比11.7%増加した。同生産は1億6,800万ポンドだった。2006年は1億6,700万ポンドを予定している。同社は名目生産能力を2009年までに2億ポンドに増加させる方針である。この生産能力が増強できるかどうかは、同国政府が90MWの水力発電所建設計画を承認するかどうか次第である。
 同社の2005年のニッケル・マット販売価格はトン当たり1万1,462USドルで、前年の1万766USドルに比べ6.5%上昇した。

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