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ニュース・フラッシュ

2006年2月27日 ロンドン 嘉村 潤

Anglo American社、2005年の業績

 Anglo American社(英国)は、2月22日、同社グループの2005年業績を発表した。この発表によれば、同社の2005年の売上高は34,472百万USドルで前年比7.9%増、操業利益は6,376百万USドルで35.7%増、純利益は3,521百万USドルで0.6%増、国際会計基準採用に伴いグループの基本的なパフォーマンスを示すUnderlying Earningsでは3,736百万USドルで前年比39.2%と過去最高益を記録した。10億USドルの資本リターンを15億USドルに増加、2006年中に10億USドルの株買戻し、5億USドルの特別配当を行うことも発表した。
 同社は、2005年における財務状況の改善理由として、年間を通じて活発な市場に対応し、多くの同社グループの事業で記録的な生産が行われたこと、中国が世界経済成長を牽引、米国経済が回復したこと等により、石炭、銅、亜鉛、白金、鉄鉱石、バナジウムで最高価格レベルを更新したこと、730百万USドルに上る同社の記録的なコスト削減・効率改善が達成されたこと等による結果であるとしている。
 ベースメタル部門では、操業利益16.8億USドルと過去最高益を更新。同社グループ操業利益の約26%を占め、前年比32%増となっている。ニッケル、亜鉛、ニオブ、ジルコンで過去最大の生産を記録、著しく高かったベースメタル価格とともに同部門の高収益をもたらした。

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