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ニュース・フラッシュ

2006年2月28日 ジャカルタ 池田 肇

グラスバーグ鉱山生産再開

 地元紙等によれば米Freeport McMoRan Copper & Gold社のインドネシア子会社、PT Freeport Indonesiaがパプア・ニューギニアで経営するグラスバーグ金・銅鉱山が25日から生産を再開した。
 現地住民、学生など500人が鉱山にアクセスする道路を封鎖していたが、地元警察と道路の解除の交渉で、住民側が封鎖解除に同意したもの。同鉱山は22日から現場従業員が鉱山に入れないため生産を中断していた。同鉱山は25日午後から生産を再開した。
 地元住民は、地元経済、教育、健康などの改善を求める抗議で鉱山にアクセスする道路封鎖を行なっていた。フリーポートは今後、積極的に地元住民を雇用する約束を行い、地元住民は納得し道路封鎖を解除した。
 この騒動は、同鉱山の警備員と最近の非鉄金属相場の高騰で同鉱山で違法な開発を行なう現地住民との間で対立、地元警察、インドネシア国軍も交えた衝突となり、地元住民や鉱山労働者が鉱山へ入山できないように道路を封鎖していた。
 フリーポートはこの鉱山閉鎖の損害は1日あたり1,000~1,200万USドルだと推定している。
 グラスバーグ鉱山の2002~2005年の生産実績は以下のとおり。

銅(千t)
金(千oz)
2002
864.4
3,030
2003
715.8
3,262
2004
516.4
1,584
2005
793.9
3,546
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