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ニュース・フラッシュ

鉱種:
レアメタル ニッケル
2006年2月28日 ジャカルタ 池田 肇

中国、フィリピン・ニッケル鉱山開発に関心

 地元紙等によれば、中国Jinchuan Nonferrous Metals社、宝鋼、China Development Bankは22日、フィリピン南部にあるNonocニッケル鉱山の開発に強い関心を持っており、法的な規制が解除されたら開発に参入する方針を明らかにした。
 中国側は、フィリピン政府に対して、現在のNonocニッケル鉱山を保有しているPhilippine Nickel Mining and Industrial社(Philnico)が3月末までに同鉱山開発に関連する負債問題を処理できれば、中国側が開発に取り組む方針を伝えた。
 Nonocニッケル鉱山は1974年に生産を開始したが、1980年代に生産障害が発生したため生産を中止していた。その後、フィリピン政府が生産再開のため3億2,500万ドルの資金投入を行ったが、この生産再開させたPhilnicoが、同政府が援助した資金の返済で債務不履行を起こしたままになっている。
 2005年4月、中国側コンソーシアムは、Philnicoと、この債務処理が解決できたら年産4万tのニッケル精鉱を生産し、Jinchuan向けに輸出する契約を結んでいる。Nonoc鉱山のニッケル埋蔵量は1億4,400万tと推定されている。

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