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ニュース・フラッシュ

2006年3月1日 メキシコ 権藤 浩

メキシコ鉱業会議所会頭、パスタ・デ・ロス・コンチョス炭鉱事故に関しグルーポ・メヒコ社保安対策に問題なしと説明

 業界情報(2月23日付)等によると、メキシコ鉱業会議所(Camimex)セルヒオ・アルマサン(Sergio Almazan)会頭は、2月19日未明に発生したグルーポ・メヒコ(GM)社保有パスタ・デ・コンチョス炭鉱ガス爆発事故(現在も鉱夫65名が坑内残留)に関して、GM社は2月7日の労働省による同炭鉱保安対策の検査結果で問題なく、保安対策は講じていたと説明した。しかしながら、坑内に残留する鉱夫65名救出後の事故原因究明調査は必要とする。
 また、メキシコ全国鉱夫冶金労組(STMMRM)も事故原因究明の必要性を強調する。STMMRMコンスエロ・アギラル(Consuelo Aguilar)スポークスマンによると、STMMRMは労働省に対して、事故の原因究明調査は、客観的で真摯に、公正さと責任をもって行うよう要望している。アギラル氏によると、事故原因は、不十分な保安対策、鉱夫の炭鉱労働に関する経験不足の2点を指摘した。特に、坑内に残留する鉱夫65名の内、労組加盟員は25名であり、経験が少ない臨時雇用者が多く、保安対策には経験とトレーニングの必要性を強調する。
 なお、2月24日夜、労働大臣並びにGM社社長は、救出作業は坑口から800mまで進行したが、坑内にメタンガスが充満しており、今後3日間は新規通気口開削及び2次災害防止のために救出作業を中止すると発表した。

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