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ニュース・フラッシュ

2006年3月13日 シドニー 永井正博

中国、豪州のセーフガード協定を受け入れへ

 地元紙等によると、中国は、豪州からのウラン輸入の懸案事項であった二国間のセーフガード協定(軍事目的に使用しない等)を受け入れた模様。協定の正式な署名はまだであるが、4月に中国の温家宝首相が豪州を訪問したとき署名されると推測されている。
 中国はすでに核不拡散条約に加盟をしており、豪州のウランを軍事目的では使用しないと言っている。
 豪州のウラン埋蔵量は701千tあり、中国が協定に署名すれば10,000t/年まで、輸出できるとしている。
 一方で、生産は各州の労働党政府の新しいウラン鉱山は開発しないという政策によって妨げられている。西オーストラリア州のAlan Carpenter首相は、労働党内にある政策レビューの圧力に耐えながらも、反ウラン鉱山開発のポジションを繰り返し、新しいウラン鉱山は彼の任期中には開かれないと宣言している。首相は反ウラン鉱山開発政策をベースに1年前に当選した。
 同州労働党では、セーフガード協定で法的には十分で、州内の80億A$の価値のあるウラン資源により、多大の利益を受けるとの議論がある。

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