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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2006年3月20日 シドニー 久保田博志

オーストラリアと中国の鉄鉱石交渉の行方

 地元紙等によると、鉄鉱石大手CVRD(本社ブラジル)、Rio Tinto(本社メルボルン/ロンドン)、BHP Billiton(本社メルボルン/ロンドン)と中国の価格交渉は依然継続中であるが、中国政府は、「Rio Tinto、BHP Billitonの市場独占傾向を非難するとともに『不合理な』(unreasonable)価格は受容れられない」としている。他方、4月の中国の温家宝首相のオーストラリア訪問が、この問題の緊張緩和と解決につながるとの期待がもたれている。
 一方で、中国大手製鉄企業は、オーストラリアの中小規模鉄鉱石企業Cape Lambert Iron Ore Ltd.(本社パース)と350百万A$の鉄鉱山開発計画(2009年から年間700万tの磁鉄鉱を生産)について合意する模様。中国最大の製鉄企業Sinosteel社の意図は、Rio TintoやBHP Billiton以外からの鉄鉱石供給の多角化を図ることにあると見られている。

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