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ニュース・フラッシュ

2006年3月21日 サンティアゴ 中山 健

チリ新鉱業エネルギー大臣、チリ鉱業協会会長とチリ鉱業問題について意見交換

 3月16日付け地元紙等によると、Poniachik鉱業エネルギー大臣は、15日チリ鉱業協会(SONAMI)のOvalle会長と会談し、電力不足問題、鉱山用水、REACH 問題等チリ鉱業会が抱える問題について意見交換を行った。
 その中でPoniachik大臣はチリ鉱業界について次のように語った。「2年程前から鉱業界はもっと税金を払うべきだとの議論が始まり、Royalty問題に発展し、鉱業界のイメージが大きく傷つけられてしまった。これからは官・民相互に力を合わせ、鉱業界のイメージを回復するよう努力したい。近年、鉱業活動の恩恵を受けているのは鉱山が所在する地域だけに限られているため、鉱業に関心を払う人達もその地域の住民だけに限られているのが実情である。しかし、鉱業は我国全体に大きな影響力を持つ産業であり、国民に鉱業に対する関心をもっと深めて貰うようにしたい」。
 一方、Ovalle会長はSONAMIが纏めた下記の鉱業界改革案をPoniachik大臣に手渡した。
・鉱業界のグローバル化を進め、国際競争力を強化すること。
・鉱業界と教育界、学会との関係強化。
・全国民にチリが鉱業国であることの認識を持たせること。
・電力、水資源の安定確保。
・環境問題に関連して、鉱山及び関連施設の所有権の確立。
・探鉱活動の促進策。
・資本市場、特に鉱業専門の資本市場の創設。
・中小鉱山の振興。
・CODELCOおよびENAP(石油公社)に株式会社法の規定を適用し、民間企業と同様の経営責任、情報開示を義務付けること。
 またPoniachik大臣は、この後、銅労働者連盟(FTC)のEspinoza委員長とも会談し、CODELCOを将来とも国営企業として維持し、国営企業のままで、投資計画に必要な資金を調達する方法を論議してゆくと語った。

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