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ニュース・フラッシュ

2006年3月21日 サンティアゴ 平井浩二

Bachelet大統領Jose Pablo Arellano氏をCODELCOの新総裁に任命

 3月14日付け地元各紙は、Bachelet大統領が13日付けで、Jose Pablo Arellano氏(54)をCODELCOの新総裁に任命したと報道した。
 Arrelano氏は1952年サンティアゴ市で生まれ。チリ・カトリック大学経済学部を卒業後、ハーバード大学で経済学博士号を取得。世銀、米州銀行、IMF、国連のコンサルタントを経て、チリに帰国後、1990~1996年大蔵省予算局長、1996~2000年文部大臣を歴任。現在はチリ財団理事長の他、国営テレビ会社取締役及び国営銀行取締役等を兼任している。与党キリスト教民主党の党員。家族構成はManena夫人と子供4人。
 Arellano氏がCODELCOの総裁に任命されたことに対しては、野党議員を含む各方面から称賛の声が寄せられている。なお、Arellano氏は数か月前に、「CODELCOを株式会社化して年金基金等特定の民間資金からの出資を受け入れるべきだ」との発言をしたことで知られている。
 Arellano氏が正式に就任するためにはCODELCOの経営審議会の承認が必要である。経営審議会の承認は極めて形式的なものであると言われているが、Arellano氏は正式就任までは一切コメントを控えたいと発言し、ノー・コメントの姿勢を貫いている。
 Arellano氏は、2005年49億$という史上最高の利益を出し、最良の状態にあるCODELCOを引継ぐように見えるが、実情は、(1) 2012年迄に年間生産量を3百万tに引き上げるために必要な120億$の資金調達、(2) 鉱石品位低下に伴い高騰している生産コストの引き下げ、(3) 外部委託業務の透明化、(4) 直轄職員と請負業者従業員の待遇格差の改善等、至急解決しなければならない難問が山積みしており、今からその活躍が期待されている。

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