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ニュース・フラッシュ

鉱種:
チタン レアメタル
2006年3月22日 アルマティ 酒田 剛

ウクライナ政府、チタン産業で垂直統合型の国策会社を設立へ

 地元業界紙等によれば、ウクライナのYury Yekhanurov首相は2月27日、国の経済発展のためにチタン産業を再編して世界規模の生産者として創生する必要があるとし、核燃料サイクルやフェロアロイなどと共に戦略産業セクターで国策会社の設立を計画していると発言した。一方、Viktor Yushenko大統領は3月10日、垂直統合型の企業Titan Ukrainaの設立に関する政令の草案を近く検討することを明らかにした。同国政府は6月設立の可能性があるとするが、現在、TiO2生産のJV企業Krymsky Titan社(国営企業GAK TitanとRSJ Erste Beteiligung GmbH社(独)が51:49で2004年7月に設立)に対してリース提供されているチタン原料部門のIrshansky GOKとVolnogorsky GMKをいかにして国策会社に取り込むのか、専門家は年内にその調整を終えるのは困難だと見ている。
 ウクライナのチタン産業は、鉱石採掘・精錬部門(GMK)と加工・研究コンプレックス部門に分類され、前者はIrshansky GOK、Volnogorsky GMKとTAKO社(Renova(露)70%、鉱山開発)から、後者はZaporozhsky Titanium-Magnesium Combine(ZTMK:スポンジチタン)、GAK Titan、Sumykhimprom社(TiO2)とAntares社(チタン・インゴット)、さらにMINDIPとTitanの両研究所からなる。国策会社には、GMKのIrshansky とVolnogorsky、ZTMKとSumykhimprom社を編入させる予定とされる。

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