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ニュース・フラッシュ

2006年3月27日 シドニー 久保田博志

日米豪戦略対話とオーストラリアのウラン輸出

 日米豪戦略対話(Trilateral Strategic Dialogue)は、3月18日、シドニーで第1回閣僚会合が開かれ、麻生太郎外相、Alexander Downerオーストラリア外相、Condoleeza Rice米国国務長官が会談、共同声明を発表している。
 会談では、世界及び地域の安全保障と3か国の役割が議論されたが、その中で、Rice米国国務長官は、インドのエネルギー供給が経済発展のために、また、中国との均衡を保つためにも重要であることを強調したと伝えられている。
 日米豪戦略対話に先立ち、オーストラリアのJohn Howard首相とDowner外相は、インドを訪問しており、核不拡散条約に加盟しない限り、インドへのウラン資源の輸出禁止を解除しないことを確認している。また、オーストラリア政府は、米国・インドの原子力技術協力合意を支持しており、この合意に関する調査団を両国へ送ることにしている。
 更に、4月の中国の温家宝首相のオーストラリア訪問の際には、既に核不拡散条約に加盟した中国へのウラン輸出に関する合意がなされると期待されている。

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