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ニュース・フラッシュ

2006年3月28日 サンティアゴ 中山 健

チリ鉱業投資環境14位から4位に回復、Fraser Institute報告

 3月22日に発表されたカナダのシンクタンクFraser Institsuteの「Annual Survey of Mining Companies 2005/2006」によると、チリの鉱業投資環境は、前回の世界第14位から4位に上昇した。
 Fraser Instituteは、1997年以降毎年、アンケート調査により、地質ポテンシャルインデックスと鉱業政策インデックスを取り纏め公表している。2005年と同じ33か国64地域について纏められた。その結果、2005年とは概ね変わらないものの、チリは14位から4位に戻った。大きく変動した国・地域は、メキシコが17位から6位に上昇、アイルランドが2位から16位に、スペインが6位から28位に下落した。
 チリは2004年の2位から、2005年は鉱業ロイヤルティ議論の中一時的に投資に対する嫌気ムードが如実に現れ14位に後退したが、ロイヤルティ問題が2005年5月に決着したことから、4位に回復した。Fraser Institsuteの分析結果によると、回答者の8%が環境規制が投資の障害となっており、70%が投資抑制になってないと回答。また57%がチリの税制は投資抑制になっていないと回答、6%が強い投資抑制になっていると回答している。地質ポテンシャルインデックスでは96%がポジティブ若しくは中庸とみなしている。

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