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ニュース・フラッシュ

鉱種:
鉄鉱石
2006年3月31日 シドニー 永井正博

Fortescue社、Pilbara鉄鉱石鉱山開発を取り巻く状況

 Fortescue Metal Group Ltd.(本社パース、以下Fortescue社)がBHP BillitonのMt.Newman鉄道にアクセスする件に関し、BHP BillitonとRio Tintoは、公正取引審議会(NCC:National Competition Council)による Peter Costello 財務大臣への最終勧告の内容について、深刻に受け止めている。
 財務大臣による最終決定は、5月22日までに発表される予定であるが、公正取引審議会は、実質的に第三者がアクセスできるという勧告ドラフトの内容の変更はせず、Fortescue社の要望に沿った決定になるであろうという憶測が流れている。
 一方、連邦裁判所におけるFortescue社とCEOのAndrew Forrest氏の行為は誤解を招き詐欺的だという訴訟は継続している。この訴訟で豪州証券投資委員会(ASIC)は、Fortescue社に3百万A$、CEOに60万A$の損害賠償を求めている。
 Fortescue社の弁護士は、同社が2004年11月に豪州証券取引所(ASX)に提出した声明を無視しているASICのクレームは、逆に誤解を招き詐欺的行為だという反論を試みようとしている。
 また、Fortescue社は、20億A$のPilbala地域の鉄鉱石鉱山開発の資金に供するため、2億US$のローンを組んだと発表した。しかしながら最初の鉄鉱石出荷は少なくとも2008年3月までずれ込む見込みである。

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